「炭水化物が人類を滅ぼす」

夏井睦著 医学博士 「炭水化物が人類を滅ぼす」

炭水化物の真実 穀物は人類の救い主、神ではなかった。

・食糧危機 地下水の枯渇と、塩害 灌漑農法により地下の塩分が析出、過剰窒素肥料による
湖沼の富栄養化 による赤潮と地中微生物の作用で硝酸に変化し深刻な地下水汚染
こ現在、人口70億で穀物生産事態、頭打ちの状態で人口は2050年96億人の見通し・・・

・代替食品 セルロース食品 絶食しセルロースを摂るとセルロース分解微生物が腸内細菌として活動し
ウシに代表される反芻動物と同じ食料でエネルギー源として人も活動が可能になる。

「食べることをやめました。」マキノ出版 の著者 森美智代さんは一日に青汁を丼一杯だけの
食生活で13年以上も健康に暮らしている。
<やってみてわかった「糖質制限の威力」>
高血圧、高脂血症も治り昼食後の居眠りもなくなり、二日酔いがなくなった
六枚切り食パン一枚には炭水化物30g、白米飯一膳・素うどん一玉には、55gの炭水化物が
含まれ角砂糖4gに換算すると、約8個、約14個となる。強列な量である。
健康な人の血液のブドウ糖の量1Lあたり1g体重60Kgの男性の血液の量4.2L前後≒4.2g
※大きい目の角砂糖一個

生活習慣病の予防のガイドラインは糖質(炭水化物)タンパク質、脂質の割合について3:1:1となっています。
これが大きな間違い・・・

「糖質制限」にしたところ肥満も、糖尿病も、高血圧も、高脂血症も治ってしまい、
スタミナもつきどんどん健康になっていく・・・

<糖質制限の例>

・ プチ糖質制限・夕食の主食抜き
・ スタンダード糖質制限・朝と夕食のみ主食抜き
・ スーパー糖質制限 ・・・三食とも主食抜き

糖尿病学会のガイドラインを無視する。同学会とは糖尿病にはまず食事療法
(カロリー制限+脂質制限)これが罠 糖質炭水化物60%の指導は血糖値が上がり、治らない。

それで治らなければ内服薬治療、それでもだめならインシュリン注射を標準治療として医学界に普及させ、
このような治療法が「正しい治療法」であることを世に知らしめることを目的に設立された組織であり糖尿病専門医とは、
このような標準治療に習熟している医者として学会からお墨付きをもらった医者だ。

ところが困ったことに、糖質制限はこのような「糖尿病学会の定めた標準治療」が根本から不要・・・
又、過去の病歴で糖尿病と書き込みすると専門医を紹介され、「山ほど砂糖の入った検査薬」を飲まされ、
その後の採血で糖尿病と診断され、食事は自動的に糖尿病食に変更される
はずだ。ということはカロリーの60%が糖質となり、その結果血糖値は確実に上昇する。
血糖値を見た専門医は、あなたは糖尿病だからインスリンが必要だと診断する。
その結果あなたは、再び糖尿病患者に逆もどりだ。主治医に糖尿病食について異議を申し立てても、
糖尿病食は昔から糖質60%と決まっている。
それ以外の糖尿病食はないと恫喝されるはずだ・・・
アンビリアブルな内容ですが既得権益を侵害されては困るようです。

検査薬が甘く感じない点について温度(冷たい)、微少の塩分、酸味でマスキングされ感じなくなります。
(典型的なものスポーツドリンク等)
※ 糖尿病学会のガイドラインは無視し糖質制限すればいいだけです。^^

< 糖質制限の改善事例 >

・爽快感 体が20代 60代男性
・80代の糖尿病患者に糖質制限したところ体重20Kg減、内服薬不要になり、さらに喘息と心不全で
在宅酸素療法を実施していたがこれも不要になった。40代 内科医
・肌の調子が良くなった。それまでは吹き出物が出て顔の皮膚がボコボコで悩んでいたが糖質制限で
ツルツルの肌になった。20代 薬剤師
・6年前より抑うつ状態で抗うつ剤と睡眠薬を服用していましたが糖質制限開始後は気分が安定したため
薬は不要になり、昼間の不快な眠気とも別れを告げることができました。(看護婦)
・中学生 毎朝機嫌が悪い状態→根気よく丁寧になり、前向きな学習態度になった。
・毎日飲酒 γ(ガンマ)GTP,GOT,GPT 100↑→30↓酒量が増加したにもかかわらず 40代 医師

・肥満関連腎症の患者の数値が悪化し入院した患者と相談の上「高たんぱく・高脂質・糖質ゼロ」の
食事にしました。もちろん「塩分制限・低たんぱく・高カロリー」が常識の腎不全の食事とはほぼ
反対の食事に近い食事です。
その結果体重は10Kg減たんぱく尿1/6に低下、血圧も下がって血液検査データも正常化しました。
食事から食べるたんぱく質を多くしたのにタンパク尿が減るのですからいかに肥満が腎臓に悪いのか
よくわかりました。(腎臓内科医師)
・いずれ、糖尿病性腎不全で透析を余儀なくされた患者さん達の集団訴訟もありえるんでないでしょうか。
「確実に治る方法がわかっていたのに、昔ながらの治療を押し付けたことで患者の健康を損ない人工透析の患者にした」
という理由です。人工透析は一人当たり年間400万~500万ほどの費用がかかるという非常に大きな問題があります。
一人あたりの透析導入が一年遅れることで数百万のお金が節約できるわけです。40代内科医

<治っている病気、治っていない病気> 完治を誤解している一般大衆

骨折してギプスをし、骨が癒合しギプスを外して歩けるようになったことを完治。
色々検査し高血圧と診断され薬を処方され降圧剤の内服を開始、その次の診察で血圧を測って
「薬が効き血圧が下がっているので、引き続き、きちんと薬を飲むように」と言われ
30日分の降圧剤を処方してくれるだろう・・・この場合高血圧は治っているのだろうか?
よく考える必要がある。近視の人がメガネをし、見えるようになっただけ・・・近視は治っていない。

「神々の黄昏」

穀物は偽りの神だった。穀物という神は一万年前の人類を飢えから救い腹を満たしてくれた。
その意味ではまさに神そのものであった。
しかし現代社会に肥満と糖尿病、睡眠障害、抑うつ、アルツハイマー、歯周病、アトピー性皮膚炎を含む
皮膚疾患をもたらした。

現代人が悩む多くの物は大量の穀物と砂糖が原因だった。
人類が神だと招き入れたのは実は悪魔だったのである。人間の過ちを正すのは人間しかない。
これを是正する食生活は穀物に依存しないセルロースにあるようです。