コーヒーは王様、僧の『薬』

『珈琲の効能』

「珈琲は王の秘薬である」

2015年5月に、国立がん研究センター予防研究グループは習慣的にコーヒーを飲む人は、心臓病、脳卒中、呼吸器疾患による死亡リスクが低下すると発表しました。

炎症を予防する効果のあるカフェインと、酸化を防ぐ効果のあるポリフェノールの相乗効果によると考えられています。

ポリフェノールであるクロロゲン酸の仲間は、体の中でフェルラ酸という成分に代謝されます。このフェルラ酸は血小板が固まるのを防ぎ、血液をサラサラにしてくれるため、血管が詰まりにくく脳梗塞や心筋梗塞を防いでくれると考えられています。

また、コーヒーに含まれるカフェインが気管支を拡張する作用があり、呼吸器の機能を改善する効果があるとされています。「王編」に「加非」。「加非」とはカフェインのことです。珈琲の本質は王さまや僧侶しか飲めない貴重な薬です。

つまり好き嫌いで飲む嗜好品ではなくて薬であるということです。

それも飛び切りに上等な秘薬といえるレベルの薬です。

東洋では朝鮮人参であり西洋では珈琲です。

『薬効を求めるならば』

・焙煎後の豆は七日間 ・粉にした後は三日間

・生の豆なら二年間

です。つまり秘薬としての効果を得たいのならば

一番善いのは生の豆を購入しておいて自分で焙煎した後に

自分で挽いて淹れることです。少し手間はかかりますが生の豆から焙煎して

珈琲が出来上がるまでの時間は30分かかりません。